たおやかなるアテネの空の下で

アテネオリンピック・パラリンピックを現地観戦して日本代表を応援するブログでした。
主にバスケットボール・ウィルチェアラグビーを中心に応援しています。
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競輪とケイリン
自分は競輪が好きである。

・・・と言うと、公営ギャンブルとしてのあのオヤジ臭い雰囲気を思い浮かべる人も少なくないだろう。

もちろん車券も買うが、実際には自分は競輪のスポーツとしての部分を見て楽しんでいる。スプリント、タイムトライアルと違って、一番速い者が勝つとは限らない展開の妙。先行選手の番手を争う激しいぶつかり合い。3角を回っての豪快な捲り、そして激しいゴールスプリント・・・数少ない日本生まれの、素晴らしい「スポーツ」であると思う。
先日の宮杯を勝った直後に引退を表明した45歳の鉄人・松本整の衝撃も記憶に新しい。

その競輪がシドニーからオリンピック種目「ケイリン」に採用され、NHKも年末の競輪グランプリを放映するようになった。競輪選手自体はスプリント、タイムトライアルに以前の大会から出場している

自転車競技の代表選手は次の通り。(詳細はこちら)
【男子】
▽トラック 伏見俊昭(福島・28)、長塚智広(茨城・25)、井上昌己(長崎・24)=以上日本競輪選手会、飯島誠(33)=スミタラバネロパールイズミ
▽ロードレース 田代恭崇(30)=ブリヂストンアンカー、鈴木真理(29)=シマノ
▽マウンテンバイク 竹谷賢二(34)=FORD SPECIALIZED
【女子】
▽トラック 大菅小百合(23)=三協精機
▽ロードレース 沖美穂(30)=ファームフリッツ、唐見実世子(29)=カツリーズ(共同通信)

井上昌己は、全く同じ字を書いて「いのうえしょうこ」と読む女性シンガーがいるが、彼のほうは「いのうえまさき」と読む。

ロードレースも好きなのだが(ツール・ド・フランスは死ぬまでに一度でいいから見たい)、とりあえず話を男子スプリントに絞ると、出場枠は、

Yahoo!スポーツ - ニッポン自転車競技アテネへの道:世界選手権
トラック競技における出場枠は、チームスプリント1、世界選手権でチームスプリントの枠を獲得したことによるボーナス枠がケイリン、スプリント、1kmタイムトライアルでそれぞれ1、飯島誠のポイントレース1、大菅小百合の500mタイムトライアル1の合計6種目。
チームスプリントを伏見・長塚・井上、ケイリンを伏見、スプリントを長塚、1kmタイムトライアルは井上、ポイントレースに飯島がエントリーすることが予想されている。

日本での競輪と、国際大会でのケイリンはおよそ似て非なるものだ。

競輪では基本的に9人で争い、誘導と呼ばれる選手が自転車で誘導し、割とゆっくりと周回を重ねて残り2周過ぎに誘導が外れる。ほとんどの場合は誘導が外れるか外れないかの時にラインや個々の選手の間で駆け引きが始まり、残り1周半くらいで激しいバトルが展開される。
一方、ケイリンでは6〜8名のレースで、誘導はエンジンつき自転車に乗った誘導がだんだん速度を上げていき、かなり高速で周回し、誘導している間の駆け引きが激しい。最後の1周で一気に勝負がつく。

競輪の大きな要素はやはりラインで、地域や選手の間の力関係で2〜4つのグループに自主的に分かれて、ラインの間での激しい主導権争いが勝ち負けに大きく影響する。有力先行選手がどこまで逃げ切れるか、その同じラインのマーク選手が番手を取りきれるかどうかなどが勝負の大きな分かれ目になる。
それに対して、ケイリンでは同じ国や大陸のラインができることがあるが、ライン自体の結束力は競輪より当然弱いし、個々人の間の駆け引きがメインになる。
しかし、いずれも「強い選手が勝つとは限らない」「うまく走った選手が勝つ」ことが多く、番狂わせが起きやすい。

ケイリンに出場が予想される伏見俊昭は、1kmタイムトライアルの日本記録を持つスプリンターだ。シドニー五輪でぎりぎりで代表に落選し、涙を流しながら予選会場をクルマで去って行った姿は記憶に新しい。その後、本業の競輪でも2001年に競輪グランプリを制して昨年のグランプリも4角まで先行で踏ん張った。今年も3月の日本選手権を、主導権を同じく先行の村上義行に取られながら豪快に捲って勝ち、現在賞金ランキング1位である。4年前とは、何もかもが違う。
彼のオリンピックにかける思いは、シドニーのこともあって誰よりも強いだろう。アテネでのケイリンは厳しい戦いになるが、是非日の丸を揚げて欲しい。

長塚も前回のシドニーはチームスプリントで5位に敗れ、個人スプリントでも順位決定戦に進めず、悔しい思いをしている。今回のアテネでも全く同じ種目に出るだろうから、是非その思いを遂げて表彰台に立って欲しい。

自分もベロドロームに足を運んで応援する予定だ。




見た目も駆け引きもかなり違う

アテネオリンピック開幕まであと50日。
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